教育支援サービス

人事制度定着教育サポート

・目標管理制度とフィードバック教育

 ご挨拶のコーナーの中で「私のキャリアと人事コンサルタントとして」信念を述べさせていただいたなかで、「ロルフ・ドベリの著作(安原実津 訳)“Think clearly”の著作を引用し「重要なのは「スタート」ではなく「修正技術」のほうである」と書かせていただきました。

 まさにこの考えをもとにしたご提案のコンテンツが、この「人事制度定着教育サポート」なのです。

 大きくは以下二つのキーコンテンツがあります。

①目標管理制度とフィードバック教育

②人事制度運用担当者教育


 会社ビジョンから導き出された人事制度の目的はそれが機能することで効果を発揮します。

 しかし導入後から何もしないと現場では自分の都合のいい解釈が始まり、制度の陳腐化が始まります。それは社員から大切な「信頼」を奪い取る結果をもたらします。そうならないためにはしっかりとした運用のキーになっている現場の管理職に対してキースキルとしての①目標管理制度とフィードバック教育を行い、会社は社員を育てようとしているということを実感させていかなくてはなりません。そのためのフォロー教育が①です。

 また②は制度の運用をしていく際に運用上の細かな疑問が出てきます。それに対して体系的に整理した一貫した回答をしていかなければなりません。
 そして育成評価制度の運用上、肝となっている「絶対評価」の信頼性をトレースでき、評価の正当性を説明できるよう工夫を保っていくことが大切です。

 地道なことですがこの管理を行っていないと制度は次第に信頼をなくしていきます。そうならないために内部の運用管理を担当する人事部門の担当者教育が必須となります。以上二つのフォロー教育は経験を持ったコンサルタントでないとできない分野であり、社労士コンサルタントとしての私の強みの部分でもあります。

・職場環境向上教育サポート

 職場環境向上教育サポートで以下の通り行います。教育目的は会社ビジョンの実現のために果たすべき自分の役割を認識させることです。
 このような教育をしないと各自各様の制度理解の中で、自分の役割と会社からの期待を都合よく解釈し始まり、部下、後輩に教えいつの間にか風土として定着してしまいます。
 会社ビジョンを常に意識させて会社風土をそれに向けた良い方向に向かうよう、地味ですが時期を見ながらこのような階層別教育が必要なのです。

<階層別対象者>

a) 部下を評価する立場の方 → 管理担当職教育
b) 中堅社員(入社後3年から5年)  →  中堅社員教育
c) 入社6か月後(定期採用、中途採用問わず)  →  新人教育

<教育サポート内容>

1)会社ビジョンと目標管理制度
2)人を育てる人事制度
3)ハラスメント、メンタルヘルス等と快適な職場環境向上
4)自己成長とキャリア形成、キャリアチェンジ

教育サポート内容はすべて共通の上記1)~4)ですが、対象者の役割レベル(上記3階層)に応じて理解しやすいよう内容別に濃淡をつけて実施します。

2.各種オーダー教育

新入社員教育(社会に出るのが初めての定期入社の方を対象とした教育)をはじめとして、前述の対象別に行ってきた職場環境向上教育で行ってきた会社ビジョンに向かって作りこまれた人事諸制度を定着促進しつつ、とりまく会社風土も好循環するサイクルに仕上げていかなければなりません。継続的に機をとらえて教育企画していくのがオーダー教育です。
社長様の課題認識を交えながら状況に合わせたご提案を随時させていただきます。

3)職場環境向上担当者教育

人事制度定着サポートの一環で人事制度運用担当者教育の重要さを述べましたが、その担当者が育成後に、人事制度の周辺領域の職場環境向上教育の担当として教育企画を行っていくのがコストもかからず、一番合理的な育成方法だと思います。なぜならどの教育であっても、会社ビジョンを実現する狙いは同じであり、課題の切り口、参加者の集団の違い、教育時期の違いに合わせて関連することを教育していくことに変わりはありませんので。各社の状況に合わせ計画的に育成するご支援をさせていただきます。